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エンゼル・スタジアム

1961年シーズンに新球団として誕生したロサンゼルス・エンゼルスは、最初のシーズンはロサンゼルス・リグレー・フィールドを、翌1962年から1965年まではドジャー・スタジアムを本拠地球場にしていた。
しかし観客動員は伸び悩む。ドジャー・スタジアムでの4年間の観客動員は329万人ほどで、これは1試合平均では1万人を辛うじて超える程度のものだった。
そのためエンゼルスは1966年から本拠地をアナハイムに移すこととなる。それに先立ち1964年夏に新球場の建設が開始。移転初年に新球場はアナハイム・スタジアム(Anaheim Stadium)の名称でオープンした。

形状

左中間に比べて右中間が狭くなっているが、ライトフェンスが非常に高いため、左のプルヒッターに不利とされている。パークファクターからも、ホームランの出やすい球場とはいえない。
これには2000年代以降のロサンゼルス・エンゼルスの基本方針がスモールボールであることも関連している。

設備

・BIG A:アルファベットのAを象った巨大なスコアボードが左翼後方に立っていたが、ラムズが移転してきたことに伴う改修によって移動し、現在はフリーウェイ横の駐車場に立っている。
・外野センター後方に巨大な岩が設置されている。地元チームの選手がホームランを打つと、約27メートルの高さまで噴水が勢いよく立ち登り、花火も打ち上がる。
・エンゼルスタジアムでホームとなるエンゼルスが3塁側を使用し、ビジターチームが1塁側を使用する。
・エンゼルスがリードされているか、同点である場合、勝利を信じてということで、マスコットとしてラリーモンキーがバックスクリーンのモニターに登場し、応援を高めている。

フードサービス

THE GRAND STAND

エンゼルスタジアムの中で最も店舗が多いタイプ。
一般的なボールパークフードを食べれるお店です。

中でもエンゼルドッグ(ラージ)、ソーセージドッグ、ピーナッツ、ビール又はソーダなどを組み合わせたコンボ#1,#2,#3はバリュー価格で人気のメニュー。
また、これからの暑い季節、デーゲームにはもってこいの「ソーダ類飲み放題」などもあります。

価格の目安

ミネラルウォーター 4ドル

ペプシなどのソーダ系 3ドル~5.50ドル

ソーダの飲み放題 11.25ドル

ビール 4.50ドル~8.50ドル

クラッカージャック 3.50ドル

ポップコーン 5ドル

ホットドッグ 4.50ドル

Clyde Wright's Tenesee Bar-B-Que(クライド・ライト・テネシーバーべキュー)

元カリフォルニア・エンゼルスの投手で、日本の読売巨人軍でも活躍したクライド・ライト氏がオーナーを務めているBBQスタンド。

メニューはボリューム満点、超特大30cmのブラットワースト、イタリアンソーセージと炒めた野菜を挟んだ"Rally Brat(ラリーブラット$9)"、 "Halo Gritter(ハログリッター$9)などのホットドッグ。牛バラ肉を数時間オーブンで焼き、グズグズに柔らかくなったお肉を挟んだ"Beef Brisket(ビーフブリスケット$9.75)、その豚肉バージョンの"Pork Pulled(ポークプルド$9.75)サンドイッチなどがあります。

また近年ディズニーランドなどでも流行の"Turkey Leg(ターキーレッグ$11.50)"も人気メニューの一つです。


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