ペトコパーク|アメリカの球場グルメ|日米野球場グルメ比較一覧

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ペトコパーク

ナショナルリーグでは1962年のドジャー・スタジアム開場以来33年ぶりとなる野球専用球場。
典型的な新古典様式の球場で、外観は赤レンガと鉄骨を組み合わせた。
赤レンガは球場周辺の古倉庫に調和させたもので、また鉄骨はかつてあった鉄道駅に由来している。
寒さの厳しい地域にあり、芝を守るためにグラウンドに温水を流すパイプを埋設している。
球場名はビール会社クアーズにちなむ。

形状

外野が広く形状も複雑で、狭い左中間への打球も左翼方向からの風の影響を受ける。
そのため打者にとっては本塁打が出にくい。特に右中間は非常に深く左の強打者泣かせの球場である。守備側にも、守備範囲が広くて強肩の外野手が必須である。フライで打たせて取るタイプの投手には有利な球場である。
パークファクターを見ても、ほとんどの年でホームランの出る確率は最下位を争っている。
このような状況が続いたため、2012年オフに右中間を狭くして打者不利を是正する改修工事を開始した。
またブルペンの位置にも特徴があり、使用するベンチと反対側のファウルグラウンド内にあるブルペンを使用する。(例:3塁側ベンチを使用するチームはライト側のブルペンを使用)

設備

ウェスターン・メタル・サプライ・コンパニー・ビルディング

球場建設予定地内に建っていた地元金属メーカーの旧本社社屋(築100年)。当初は解体予定だったが、球場の一部として組み込んだ。ビルの角が左翼ポールになっている。1階にはチームストア、2階と3階にはスイート席、4階にはレストラン、屋上には800の観客席が設置されている。
2005年の地区優勝時には、WESTERN以降のMETAL SUPPLY CO.の文字の上にDIVISION CHAMPSと上書きし、WESTERN DIVISION CHAMPS(西地区王者)と読めるようにしていた。

ビーチ・エリア

内野から見てバックスクリーン右側に砂浜がある。子供たち専用のプレイ・スポット。

パーク・アット・ザ・パーク

左翼スタンド大型スクリーンの背後に小さな野球場が併設されており、子供たちはそこで野球できる。ペトコ・パークと同じ芝と土が使用されている。

フードサービス

スモークBBQのサンドイッチは、$10.5とちょっと高いと思いきや結構なボリュームのサンドイッチで日本人には食事1食分はあります。
シーフードのフライ「フィッシュ&チップス?」こいつはビールのつまみになります